先日　北見日赤へ出張に行ってきました。思い起こすといままで沢山の病院に出張に行きました。そのほとんどがマイカー出張でした。途中で鹿にぶつかりそうになったり、野生のヒグマにエサをあげている@@人観光客を見たり、近道をしようとして山に迷い込み危うくガス欠になりそうになったり、真夜中の移動で眠気にたえられなくなり真冬に窓全開で大声で歌を歌いながら運転したり、途中で見つけたひなびた温泉に入ったり、本当に沢山の思い出があります。開業したら出張にも行くこともほぼ無くなるでしょう。仮眠用のアルミシートも不要になります。何とか無事故で終えられて今ホッとしています。
　北見からの帰り道、ノンビリ走っていると道ばたにヒッチハイクをしている二人組の若者がいました。「無一文の旅をしています」と段ボールのプラカード。しかも目的地は旭川。我が家の息子二人も昔ヒッチハイクの旅をしていたので恩返しの気持ちを込めて乗せてきました。途中で銀河・流星の滝をみたり、鹿を見たり寄り道をして、さらにいっしょに層雲峡温泉にも入ってきました。若者のエネルギーに感動しつつ、無事に旭川まで愉しいひとときを過ごしました。卒業旅行に無一文ヒッチハイクをするそのバイタリティーに感動でした。最後の出張で充分すぎるくらいの愉しい締めくくりでした。６月からは私も開業医の中ではひよっこです。若者になったつもりで頑張ります！！